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映画「害 虫」 [映画:ドラマ、ファンタジー]

日曜深夜にテレビでやっていたので、録画して、CM抜いて、DVDに。
と、手間をかけて観ました。
”宮崎あおい””蒼井優”の看板が並んでいたのに興味を持ったのです。
(共演ってことです)



2001年ヴェネツィア国際映画祭「現代映画部門」正式出品。
2002年公開の映画、宮崎あおいさんも、蒼井優さんも当時15歳のようです。
他の出演:田辺誠一・りょう・天宮良・寺島進・石丸謙二郎・石川浩司(たま)

解説(公式サイトなどより)
日常から切り離され、中学をドロップアウトした少女の物語。
タイトルの意味は監督自身が「サチ子こそが害虫であり、ゴジラである」
とコメント
図らずも周囲の人々を破滅させていくサチ子の比喩表現。

誰も頼りにできない、戦場のような家庭や学校。
哀しすぎて泣くことすらできないまま、十三歳の少女は軽やかに疾走する
成長する過程で誰もが経験する、子供でもなく大人でもない、
もどかしくも漠然とした不安感と痛みを、中学一年生のサチ子(宮崎あおい)
に突きつけられる残酷な現実を通 じて描き出す。

あらすじ(公式サイトより)
自分に関する噂話が飛び交う、気詰まりな学校をドロップアウト
知り合った仲間らと小さな悪事を楽しみ、子供らしい笑顔を取り戻す一方で、
変わってゆく自分に対する混乱した気持ちを、
教師を辞めて遠方の原子力発電所で働く緒方への手紙に書き付ける

クラスメイトの夏子(蒼井優)の努力のかいあって か、
サチ子は再び登校し始める。
合唱コンクール、人気者の男子生徒との恋、
そして何より夏子という親友を手に入れて、順調な学生生活を送るようになった
しかし、新たな事件が・・・

この先も、公式サイトのSTORYに書かれています。ラスト近くまで・・・。
詳しすぎちゃう?と心配も。



 

(この下、すこしネタばれ表現があります)


まわりの大人(男)が興味を持つ少女です。
先生(田辺誠一)もその一人です。
「先生はどうして自分を許すことができなかったの?」(手紙)
先生は特別な存在ですが、・・。


周りのせいで”害虫”になるのでしょうか
周りが勝手に”害虫”と呼ぶのでしょうか
誰にとっても”害虫”なんでしょうか
自分を責めて”害虫”だと思い込むのでしょうか

(いつものように、問いかけを並べてみました。)


多面性を持つ一人の人間として子供を描かれたそうです。

2日に分けて見たせいもあるかもしれませんが、
私的には難解な映画でした。
微妙なところを理解出来てないからでしょう。


ラストシーンを、どうとらえるのか、
宮崎あおいさんが、監督の描く魅力的少女に感じるか、
そんな感じ方の違いで、評価は分かれそうです。
印象は残る1本であるのは確かです。
経験や、年齢の近い女性が共感できるのかな?


よけいな事ですが、宮崎あおいさん、蒼井優さんは、
特別に好きな女優ではありません。




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