SSブログ

PLAN75を観る [映画:ドラマ、ファンタジー]

空いてるから いい席で観れる と 「PLAN75」を見る
当日朝に ネットで席を予約する
10席も埋まってない 前日のままだった
ところが 映画館に行くと 40人ほど入口前に並んでる
ほとんど高齢者 ネット予約しない人たちなのか 
ずっと どの時間帯も 余裕 の表示だったから
人気がない映画と 思っていた
  
帰ってから ネットでレビューを見ると 賛否が極端
ヤフー映画で 星1・2の低評価が 16% 
自分が最近見た映画だと
 トップガン(4) 4% ベイビー・ブローカー(3) 26%
 シン・ウルトラマン(4) 13% ハケンアニメ(5) 6% 
(5~0)は自分の観て良かった度 (0)は論外 まずない
(5)は絶賛 (3)が普通 (1)なら失敗
PLAN75は(5) 想像以上の秀作 
  
予告編は 映画館で見たような気がする 
が 気にしてなかった 
観た後から ホームページを見てる 
 75歳から生死を選択できる制度が出来る
 それが PLAN75
 選択を迫られる「対象者」 角谷ミチ78歳(倍賞千恵子)
              岡部幸夫(たかお鷹)
 死を推奨する役所の申請窓口 岡部ヒロム(磯村勇斗)
 死をサポートするコールセンター 成宮瑶子(河合優実)
 関連施設遺品処理 マリア(ステファニー・アリアン)

 <プラン75>に翻弄される人々が最後に見出した答えとは

早川監督は
 社会的に弱い立場の人を叩く社会の空気が徐々に広がり
 2016年、障害者施設殺傷事件が起こり 
 人の命を生産性で語り、社会の役に立たない人間は
 生きている価値がないとする考え方は、すでに社会に蔓延
 犯人特有のものではないと感じ
 制度は生まれ得るのではないかという危機感があると
 
倍賞千恵子さんが 「最初はひどい話だと思ったが、
 ある選択をするミチに心惹かれ、出演を即決した」と

2022年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品 
早川監督は
 「物語や主人公の心情を懇切丁寧に説明してくれる
 昨今の日本映画を見慣れている人がこの作品を見たら、
 少し戸惑われるかもしれません。
 しかし、謎を心に留めたまま、様々な想像を膨らませ、
 他者の心に思いを馳せるということも、
 映画を見る醍醐味だと思います。
 私は映画を見る人の感受性を信じています。
 一人一人異なる感性で、自由に映画を解釈することで、
 観客にも映画の共作者になってもらいたいのです。
 『PLAN 75』という映画が自分の手元を離れたあと、
 無限に形を変えていくことを願っています」

予備知識なしで 観たが 十分に考えさせられた
  
超久々に 映画コメントを 書いたのは
星1・2の低評価の人が 監督が心配した 戸惑う人達
だったから なぜ 観たって思ってしまう
自分ならどうするか を 想像できない のは残念
心情を説明されないと理解できないって 残念過ぎ
そんな レビューに 
役に立った を押してるのが複数いるから 滑稽すぎる
細かい設定に こだわりが 逆に間違ってるなら 論外
伏線回収 勧善懲悪な単純な構成しか理解できない は
自慢じゃないのに 言い張るから不思議
  
自分が 75歳にほど遠くても 親や その親族でもいい 
その人たちが 「PLAN75」を選択した時 どう感じる
で いいのです 

「あなたは生きますか?」 
自分には 大きな問いかけ 




------------------------------------------------ネタばれあり

少しネタバレだが 例えば うろ覚えになるが
 遺品処理をしてるマリアが 
 同僚が遺品を盗むのを見て 疑問をもつ
 捨てるものだから もらえばいいと同僚は教える
 マリアが別の遺品に現金見つける 同僚は見てみないふり
 現金を盗んだかどうかは 描いてない
 
家族のために すぐに金が必要な出稼ぎの外国人 
遺品は かごに入れる手順
最初は 遺品に手を付ける事に 否定的だった
現金を見た時に 躊躇してる
  
貧しい出稼ぎだから 盗んだ 
日本人の同僚は 現金なら 手をつけない
と 勝手な想像をする人が いるから不思議 
  
宝石や高級腕時計は 換金すれば 現金と同じ
同僚の 遺品を盗むシーンしか 
描かれたなかった気がするんだが 勝手にストーリに
してしまうのは 潜在的な貧困差別が あるからだろう
  
遺品はかごに入れる その先は 誰の物に
PLAN75の契約に 遺品の扱いはどうするかは 描いてない
色々解釈できる時 
自分の性格が出てると 気付いた方がいい  



共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。