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七味 [雑情報kyoto関係]

京都に住んでいたときは 七味家の七味を使っていた 名称から発祥地などと思ったりしていた
引っ越してからは ハウスの瓶入り 色が違うなとは思っていたが大して気にしてなかった  


エスビー S B スパイス ペン 全6種 七味唐からし 調味料 黒 赤 全6種 1 わさびペン黒インク2 からしペン赤






知人のブログに七味の話題があり テレビで見た七味の話を思い出した


七味唐辛子は 薬研堀(やげんぼり)とも呼ばれ この名は、江戸時代に両国薬研堀で
漢方薬からヒントを得て作られ江戸名物になったから 
江戸庶民に好まれた蕎麦の薬味(薬の味)として好まれ その後 全国に広まったのだ
七味家は30年ほど後になる 少しがっかりしたのを覚えてる

他の内容をよく見てなかったので後日調べた  


日本三大七味唐辛子と称されているのが
東京・薬研堀→浅草寺門前「やげん堀」 1625年 (東京都台東区浅草1-28-3)
京都・清水寺門前「七味家本舗」 1655年 (京都市東山区清水2-221)
長野・善光寺門前「八幡屋礒五郎」 1720年 (長野市柳町102-1)

京都・長野と七味は伝わっっていくのだが 少しづつ中身が変わっていく
食文化の違い応じている
生唐辛子と焼き唐辛子の両方を使った辛さと胡麻の風味が特徴の東京
香りを持った素材を用い、香りを立たせているのが特徴の京都
辛みと香りの両方を立たせた構成の長野 (地元産の原料)


唐がらし 陳皮  ごま 山椒 麻の実 芥子(ケシ)の実 青のり で 七・味 
メーカーで その配合がそれぞれ違う という それまでの誤解に気づくのだ

七味家の色がちがうのは陳皮がなくて紫蘇が入ってるからだった 
そう思えば 香も違ったような・・・

他のも比較してみた



や げ ん 堀七 味 家八幡屋礒五郎長 文 屋ハウス和香りS&B
焼赤唐辛子------
赤唐辛子
山椒
黒胡麻
白胡麻-----
陳皮--
けしの実--
麻の実-
青海苔--
生姜-----
青紫蘇----



和香りはハウス

長文屋 七味唐辛子 
  白胡麻 黒胡麻 麻の実 芥子 青海苔 紫蘇 山椒 赤唐辛子
京都市北区北野下白梅町54-8  好みに合わせた調合ができる 


○京都でも売ってた
「やげん堀」取扱 京都 ヨドバシ B2北野エース内
「八幡屋礒五郎」取扱 大丸京都店



○その他七味の材料
食べる・生七味唐がらし
  唐辛子 生姜 ごま 陳皮  ゆず 山椒 青のり
  他(アミノ酸液 異性化液糖 醗酵調味料 
    酒糟 調味料 パプリカ色素 増粘多糖類)


洋風七味 
  唐辛子 陳皮 けしの実 ガーリック パセリ バジル オレガノ



興味を持つと 風味の差にも気づけるだろうか

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