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ないしょの話、続・コンビニ弁当 [店]

ホントは”ここ”が怖いコンビニ弁当

添加物うんぬんで、危険みたいな、恐怖心を煽る記事が、昔ありました。
1食や2食では、そんな心配は不要だと思います。
私も一時期、毎昼食が、コンビニ弁当だったのですが、
体調を壊したとか、異変があった事はありません。

何が怖いかと言うと、単純に食中毒です。
コンビニ弁当のごはん
で、説明した、店頭に並ぶまでの”時間”が細菌を増殖させるからです。

製品化される前に、サンプルが、
製造後48時間以上の状態で、細菌検査が合格している
ものが、製品として出荷されるのです。
消費期限内では問題がないのが当たり前です。

が、テストはテストなのです。
使用食材、調理方法に問題がない証明にすぎないのです。

危険な要素は、現場に一杯あります

生野菜の消毒が不十分な場合
生肉と加工済み品の区分けが不十分な場合
食材の保管状態が悪い場合
作業者の手、指、エプロンの消毒が不十分な場合
作業時の手袋の交換が出来ていない場合

細菌付着、増殖の原因になります。
でも、このへんの対応は、普通の飲食店や、弁当屋より、厳重な衛生管理をしている事になっています。



人の問題
人手不足や、繁忙により、ルールを守らない人がいたり、
最初から衛生観念のない人も働いているのが現状です。
これは、他の飲食関係でも同じですから、特別な事ではないかもしれません。

予想の問題
店からの”注文”がきてから、製造すると納品時間に間に合わない
という事実があります。
その為、注文数を予想して、製造準備する対応がとられます。

予想はたいてい外れるもの。
したがって、足りないか、余るか、どちらかの対処をする事になります。
足りない場合、不足分を作る事になります。
(手順なんかは、また機会があればしょうかいします)
余った時は、捨てるか、社内販売するかです。

しかし、もうひとつの選択肢が実はあります。
”次の納品に繰り越す”です。これは、製造時間の詐称問題になりますから
表示が厳しくなってからは、少なくなっていると思います。
残念ながら、内部告発か、予告なしに検査しないと、発覚はしないのです。
この場合、消費期限ぎりぎりは危険倍増です。

仕方なく買う人は、危険回避のため、少しでも早く食べましょう。
山積のキャンペーンで売出し弁当が、売残っている時、次(朝なら昼)、次の次は注意です。


先月の記事なのでリンクがなくなるかも知れませんが、
原料で不正をしているところもあるので、注意しましょう
(不正してないところもありますが、と書くべきかも)
農林水産省報道発表資料
四国新聞記事10/7記事
単純ミスではないでしょう。ずーっと行って、感覚麻痺してます。
コンビニの無理な注文に対応出来なかったのでしょう。
 (リンク切れ対応に書いておきます)不適正表示をしていたのは、
サークルケイサンクスに納品している「日本フーズデリカ」です。


深夜の弁当工場で働く主婦たちを題材。犯罪小説。

OUT 上  講談社文庫 き 32-3

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OUT 下  講談社文庫 き 32-4

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コンビニを舞台にした物語
コンビニたそがれ堂―街かどの魔法の時間

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その恋あたためますか?―コンビニ男ときむらさんの恋日記

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