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残心(ざんしん) [トトとか]

残心(ざんしん)
武道における心構え。一つの動作が終わってもなお緊張を解かないこと
剣道では打ち込んだあとの相手の反撃に備える心の構え。
(打突した後にも油断をせず、相手のどんな反撃にもただちに対応できるような心構えと身構えを示すことです。)
弓道では矢を射たあとその到達点を見極める心の構えをいいます。(辞書より)

この言葉を、デットマール・クラマー氏の事を書いた記事で知りました。
『「選手に”残心”がない」と練習をみていたクラマー氏が言ったが、意味がわからず戸惑った。』という一節です。(読売新聞関西発 師あり弟あり
デットマール・クラマー氏は、東京オリンピックで代表コーチに呼ばれたドイツ人です。
「日本サッカー殿堂」2005年第1回受賞者。FIFAのコーチとしても世界70ヶ国以上で指導されていました。
日本代表の基礎を作った事から「日本サッカー育ての親」と呼ばれています。
彼の例えには、
遮断機=シュートを防ぐ工夫もなく倒れ込むキーパー
幼稚園=自己管理の甘い選手
眠ってる=パスを出した後、動きが止まる選手
など、現監督と似た厳しい言葉があり、クラマー語録として語られています。

「やまとだましい(日本民族固有の精神。日本人としての意識。)を見たい」
 と記者会見で切り出したそうです。

日本は、○○道(どう)として、人のおこなうべきみちを体系化しています。
サッカーにおいても共通する姿勢が求められます。
プロも同じだと思います。

デットマール・クラマー氏の指導と現監督オシム氏のひとつの共通点なのかなと感じています。

余談ではありますが、疑惑の渦中のボクシング選手が批判されるのも、
相手選手を挑発したり、侮辱する行為が、スポーツ道から道を踏み外しているからでしょう。

 

デットマール・クラマー氏に関しての記事
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