SSブログ

映画「12人の優しい日本人」 [映画:コメディ、恋愛]

殺人事件の審議を巡る陪審員達の手に汗握る法廷劇の傑作といわれる
「十二人の怒れる男」を、日本に陪審員制度が設けられたという設定で
三谷幸喜脚本作品


「十二人の怒れる男」は観てませんので、比較等できません。
深夜放送を録画してあったので、観ただけですが、私的には、
知らなかったのが「悔しい」と思える傑作でした。
でも、
裁判員制度を意識して観てるので、今観た方が正解なのかもしれません。

12人の言動や個性は、人に関心がすくない人にはつまらないでしょう。
まどろっこしく、くどく、わざとく感じたりするでしょう。
そのへんの描写の巧みさに、引き付けられるんですが、好みの問題です。

裁判員制度に参加する事になった時、こんな人がいたら嫌だと思う人が
たくさん出てきます。自分がどのタイプになるのかとも考えてみます。
特別な選ばれた人でない、こんな人いるなぁ的人達が、こういう態度
するなぁであったり、ある、あると思える行動をするのですから
リアルな状況が感じられます。

小市民の劇です。小市民が観るのにぴったり。
1991年の作品なのも驚きです。
出演
1号 塩見三省  2号 相島一之  3号 上田耕一
4号 二瓶鮫一  5号 中村まり子  6号 大河内浩
7号 梶原善  8号 山下容莉枝  9号 松村克己
10号 林美智子  11号 豊川悦司  12号 加藤善博
守衛 久保晶  配達員 近藤芳正



共通テーマ:blog

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。