新しい生活13 [古い話]
『カラオケ嫌』
飲みに行っても、すぐまわっちゃうから、
お酒は控えめです。
もっと控えめなのはカラオケです。
嫌です。
歌いません。
たいてい、歌う人は決まってます。
O君がサザンで、
Nさん(看護婦)が六本木心中です。
皆のリクエストです。
上手いからね。
「いいです」
「いいですよ」
「いいですむりです」
お断りも、酔っ払いには通じません。
無理やりだー。
歌わざるをえない状況になっていまいました。
歌しらない。聴くけどね。
"さいしゅうでんしゃできみにさよなら~"
"いつまたあえるときいたきみのことばに~"
まだ終わらない、
汗が、
いろんなとこから、
”そ~まとうのように~・・・” 気が遠くなるわ・・・
音痴ではないのですが、
あがり症です。
でも、音域は狭いです。
そんな事はどうでもいいんです。
慣れてないのです。
知らないお客さんもいますし、
むっちゃプレッシャーです。
音楽おわりました。
終了。
「・・・・」
なぐさめられています。
2度と歌えといわれません。
すまなそうに見られてます。
こうなる事は分かっていました。
だから私は平気です。
今は歌えます。
でも、知らない人の前では
出来たら、歌いたくはありません。