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広告屋の広告 [雑情報kyoto関係]

古都の眺望景観を守るために京都市は、
市域全域で建築物の高さやデザインを規制する新しい景観政策案を発表しました。
また屋上に設置する屋外広告や点滅照明の広告物も禁止する方針です。
それに対し、
全日本屋外広告業団体連合会(東京)や全日本ネオン協会(同)など業界4団体は、
共同で実施時期の延期を求める要望書を市に提出しました。
4団体の関係者は「景観を守ることには反対しないが、全国的な広がりも懸念され、
規制強化は死活問題」としており、新築時か建て替え時からの適用なども求めているようです。

ちょっと前の話題ですが、
クリスマス・イルミネーション  も対象外になるのかな?ちょと心配。

景観を守る事に反対しないというなら、
賛同した方が、結局は 「いい広告」 になると
気づかないところが、この業界のダメなところ

とにかく ”目立たせば、よし” を何処でも通す。
とにかく「もうければいい」的な方々と同類の発想です。
ネオン派手派手が似合うところで目立てばいいんじゃないの。

「景観を守ることには反対しないが」=景観に反していると自覚していることですね?

ある広告協会のはじめのぺーじの文は
”街からすべてのネオンサインが消えてしまった情景をあなたは想像できますか?”

残念ながら、想像できます。脅迫的に「すべて」を訴えるのは逆効果ですね。
いなかに住んでるものには普通の事。街灯で十分やん。
なくても困らんし、大げさに言われても、「明かり」と「ネオンサイン」は別物です。

繁華街はちょっと寂しいのかな?ネオン街っていわれたぐらいだからね。

それより、
地震、災害時の飛散対策できてるのかな?

「もちは餅屋」みたいなことわざがありますが、もう使わないのかな?
アピールが下手だと 死活問題 でーすョ。



景観保護政策に反対の意見に「建築が可能な施設が限定されるため地価が下降する」と
あったのですが、転売するつもりか?。中心部のマンション住人の意見のようです。
高さ制限の反対意見です。
この人たちは、建築基準スレスレの、近所から陽射しや風を奪った、周りと不釣合いな建築物のせいで、周りの価値が下落しているのは知らないふりを決め込んでいます。盗人猛々しいとか言うのですかね。「邪魔なんですよ、このマンション」って聞こえてきませんか?

京都は、世界文化遺産が点在します。点ではなく、街全体がそれに相応(ふさわ)しくなるように、多くの人が望んでいます。一部の企業の勝手で、シミを付けないで欲しいです。


1/6
京都市 都市景観課のリンク : ←条例内容や風致保全課へのリンクはこちらから

1/10 毎日放送VOICEで放送された反対意見で、
現状を象徴的に表していたのが次のような内容です。(広告業者の意見)
 * 正直に条例を守っても、他府県の業者に依頼がいくだけ。
 * 現状の取締りでは、結局、建て得。
つまり、正直者はバカをみるから、反対。
京都市に対する不信感が大きいのです。不正職員がウヨウヨいるお役所が
先頭で指揮するのですから、従ったらバカをみてしまうと思うのは普通の感覚ですね。
でも、考えが後ろ向きなので、賛同しません。
思いっきり厳しくして、徹底的にやってもらいたいですね。
先ず、身内からね。


3/13 京都新聞 抜粋
新景観政策は条例制定を受け、市都市計画審議会で高さ規制の基準の変更を諮ったのち、
約5カ月間の周知期間を経て、9月1日から導入されることが決まった。
建築物の高さが中心市街地の「田の字」地区で最高45メートルから31メートルに、
地区内の職住共存地区も31メートルから15メートル、堀川通など幹線道路の沿道なども
高さ規制が強化される。
屋外広告物も地域に応じて広告面積基準を見直し、
屋上看板や点滅式照明は全面禁止になる。


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