読めなかった「二十歳の原点」 [雑情報]
部屋の食器棚に文庫本が並んでいます。
本棚として利用しているだけです。(結構使いやすいです)
全くの本嫌いが、読みふけった時期があります。
その頃の残骸?です。
不順な動機ではありましたが、きっかけは貴重でした。
ここで逃していたら、多分、本に縁のない生活をいたでしょう。
とにかく昼飯代をけちって、本(文庫)を買いました。
教科書に載る、有名な作品、誰もが知ってる作品から読んでいきました。
ある意味、自分探しであり、疑似体験を通して、試行錯誤してきたのです。
学生の頃の思い出です。
昔のベストセラーで、読むのを敬遠していた1冊があります。
「二十歳の原点」という本です。
女子学生の日記ですが、自殺までが綴られます。
時代背景はよく理解できませんが、いろんな意味で、リアルすぎるのです。
通学路に”しあんくれーる”という店がありました。(今はありません)
日記のなかに出てくる店です。たった1度だけ入りました。
”自殺”という言葉がひっかかってきたのです。
今年になって、自殺が多く報道され、
私は、この本を思い出す事になったのです。
漠然と「死んだら楽かな」のような事は、ほとんどの人が考えてると思います。
私自身も同じです。
しかし、ずっと、追い詰められ続ける事がなかったので、今も存在しています。
逃げ道があったか、どうかの記憶も残ってません。
今でも、自身の存在と、自殺を交互に否定してみても、結論など出ません。
ただ単純に、死ぬのが怖いだけです。だから、結論も要りません。今は。
「二十歳の原点」解説しているHPがありました。
大体が分かったので、本を買うのはやめにしました。
(amazonは在庫1点でした)
HPに「友人からの手紙」が掲載されたページがあります。
ここが一番こころに訴えました。
そのHPに、学生運動や赤軍派も関連して掲載されてます。
そのこで、「光の雨」という映画を知りました。
レンタル屋に探しにいくつもりです。
単に、出演者を見て、見てみたくなっただけです。
(出演者) 萩原聖人 裕木奈江 山本太郎 池内万作 鳥羽潤 小嶺麗奈 板谷由夏
山中聡 松田直樹 一條俊 大柴邦彦 西山繭子 蟹江一平 金子貴俊 白石朋也
高橋かおり 川越美和 金山一彦 塩見三省 大杉漣