歴史的建築物の保存 [雑情報kyoto関係]
画像は別館(写楽彩)で使用したものです
4つ前の記事”桜を撮りに京都へ1” で立ち寄った 鴨沂高校
改築されると知ったときは ショックを受けたが
耐震診断値が低く 改修では対処できないと聞いて 仕方のないことなのか
と思っていた
先日 鴨沂高校で検索すると
”京都府立鴨沂高等学校1872-2013α” 「鴨沂高校の校舎を考える会」
ところを見つけた
むやみな解体に反対!という要望申請をされ 署名活動をされている
日本建築学会近畿支部より 山田京都府知事へ要望書も出された事も知った
読売テレビで放送もされたそうだ
鴨沂OBの建築家を含めた専門家と校舎見学をテレビ取材もされている
なんとなく思っていたより 遥かに貴重な校舎群と改めて知ったわけで
”思い出を残して欲しい”レベルではなく 残すべき文化財と思いは変わった
改築に関して十分な情報開示もされてないのも知った
京都市は 9月からスタートする
京都市歴史的建築物の保存及び活用に関する条例(仮称)を設けて
鉄筋コンクリート造やれんが造等の木造以外の建築物等も新たに条例の対象とし,
建築基準法の適用を除外して本市独自の安全性等を確保する仕組みを適用する
ことで,現行法では困難であった景観的,文化的に重要な建築物の改修や
機能更新を可能とし,安全性の向上を図ろうとしている
京都府も 京都府教育委員会も
生徒の安全を盾に 全面建替えと安直な結論しか出さないのは何故だ
学校の歴史など詳しく書かれていますので ぜひご覧ください
京都府立鴨沂高等学校1872-2013α (http://coboon.jp/memory.of.ouki/)