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映画「問 題 の な い 私 た ち」 [映画:ドラマ、ファンタジー]

牛 田 麻 希 (当時15歳の現役中学生)著作の小説、
(同作を漫画化した木村文の漫画)の映画化作品

 

 

 


キャスト
笹岡澪: 黒 川 芽 以
新谷麻綺: 沢 尻 エ リ カ
潮崎マリア: 美 波
施川瑞希: 森 絵 梨 佳
松野綾: 小 松 愛
校長: 浜 田 晃
加藤茜先生: 野 波 麻 帆 
松下桃花: 大 塚 寧 々
笹岡文成: 勝 村 政 信


コピー
死ぬくらいの勇気があるなら刃向かっていけばいいのに
 ……そう思っていた……自分がイジメにあう前は……。 

いじめを扱う。いじめる側からいじめられる側へ。 
自身の行動の正当性を、自らに言い聞かせ、
イジメを行っていた主人公(笹岡澪)も、
転校生(新谷麻綺)の反撃で、ターゲットになってしまう。

タイトルが内容をよく集約している。

普通の子供が巻き込まれただけ、自分だけが逃げ出す事が難しい。
卑劣な行為に加担してしまうが、良いとは感じてない。
ごくごく普通の子供。自分ではそう思ってる。
いじめてる時には、そう思ってる。
だから、きっかけさえあれば抜け出す事も出来る。

犯人を、首謀者を退治して解決する問題ではない、
自分自身に潜む悪魔を、押さえつけられるかどうか。

中学生の話だが、大人社会も根に潜む問題は同じ。

アイドル映画なのかと軽い気持ちで観たが、
普通の大人が観て、気付かせてくれるところがある秀作。




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