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映画「 ラ ス ト シ ー ン 」 [映画:ドラマ、ファンタジー]

2002年 中田秀夫監督(リング カオス ザ・リング)
映画への想いを描く作品

出演
シーン1965
西 島 秀 俊/麻 生 祐 未/若 村 麻 由 美/ 大 杉 漣/
竹 中 直 人/笹 野 高 史/山 本 亘
シーン2000
ジョニー吉 長/麻 生 久 美 子/柳ユーレイ/生 瀬 勝 久/
小 日 向 文 世/水 川 あ さ み/渡 辺 一 志/


かつての映画スター三原(西 島 秀 俊=ジョニー吉 長) と 
若い女性スタッフ ミオ(麻 生 久 美 子) が
出会うのは 2000年

かつて 1960年代にピークを迎えた映画は
1960年後半 娯楽の主役を TVに奪われ

今、また新たに
TV界が 映画界を 侵食しようとしている
撮影所で人気テレビドラマの映画化作品の撮影がすすむ。
三原は、35年ぶりに演じるが、端役の老人の役、
ミオは仕事を辞めようと思っていた。

以下 ちょっと内容にふれます。


人気ドラマの映画化で TVディレクターが仕切る
監督も 有名人の映画素人・・
掛け持ち アイドルが 主役・・・
宣伝だけで 人気先行 

  作り手の 映画に対する誇りが 伝わってこないんだな
  テレビドラマと、何処が違うんだろう

今も、ますます そんな傾向が強まる


映画の栄枯を、三原(かつてのスター)の人生に重ねあわせ、
復活する映画作り(創り)の、誇りと、愛情を
ミオやスタッフの動きで伝えてきます。秀作。
侵食されても映画魂は死んじゃいない


注:TV局主導映画・TVドラマ映画化・アイドル映画「すき」には
皮肉に感じるかも (TV批判ではないでしょう)





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