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体質改善中 [トトとか]

日刊スポーツにブラジル出身の元プロサッカー選手が
コラムを書いています。
しかし、何度も書いていますが、残念なコメントです。


要約すると、川渕会長批判に、オシム監督をこき下ろしています。

 自分が選んだ選手の責任にしているようじゃ、
 最低の監督と言われても仕方ないだろう。
 通常なら監督自ら辞任するか、
 協会が更迭に踏み切るのが常識的な見解だろう
 コンフェデ杯には出られず、次回アジア杯のシード権も失い、
 オシム監督を更迭する絶好の機会だったが
 それすらやらないワンマン会長は、選挙に負けても辞めずに
 「改革するのが自分の責任」と言っている、どこかの国のトップと同じ。
 ケジメの取り方を知らない人間にはなりたくないね。
など、言いたい放題です。

試合内容の批評など、素人の私にはでしゃばる余地はありませんが、
もうすこし、大人なコメントが欲しいですね。

韓国戦前のオシム監督の会見から、一部を

 どうか理解してほしい。選手が人間であることを。
 みんな試合に出たいし、疲れていても『できる』と言う。
 その気持ちを否定することはできないが、
 実際に出て動けない、力がでないということもあり得る。
 その結果、試合に負ける。もちろん、その選手を使った監督に責任がある。
 そんなジレンマに立たされているのは、他ならぬ私だ。
 選手を何かの部品でなく、人間として考えるようにしている。
 人間性を大事にしたいということだ。

韓国戦後のオシム監督の会見から、一部を

 負けた場合はメンバーをいじるという原則があるが、
 私は反対のことにトライした。負けてもチームを変えなかったのだ。
 レギュラーの選手たちにもう一度、チャンスは与えられるようにした。
 私が選んだメンバーがよかったのか悪かったのか、
 もう一度見たいという考えが方針としてあった。
 結果については選手には何も文句は言いたくない。
 人間だからミスは出る。サウジ戦で負けたが、
 もう一度、同じチャンスを与えた意味はそこにあった。

別のコラムから
 足りなかったのは、日本に何十年も欠落しているもの。
 個人の向上なしに組織の向上は有り得ない


”ポリバレント(Polyvalent)”という単語をよく目にします
トルシエ前監督もよく使っていたらしいのです。
複数ポジションをこなす 意味で使われます。
同じ場所で、プレーし続けけるのではないのですから、
当然、要求される能力です。
一般的な仕事に当てはめると ”多能工”です。
単に、複数の作業が出来るのではなく、
臨機応変に対処できる人のことです。

また、別のコラムには こう例えています (肯定的内容ではありませんが)

 即効性はあっても副作用のある西洋医学と
 副作用はなくとも即効性に欠ける東洋医学(オシム監督)


上の医学例で言うと、体質改善中。手術なしでも回復できるでしょう。
チーム結成から1年も経っていない状況でも、
いつも結果を急ぎたがります。悪い癖だと言いたいです。
ただ、会長はそろそろ・・。


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