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映画「トム・ヤム・クン」 [映画:アクション、SF、サスペンス]

最高のアクション映画、実写版。
宣伝もその点だけに力をいれていました。
興行的に正解で、トニー・ジャーをはじめ出演者の技にやられます。
それだけでも楽しめます。
ワイヤーアクションの白々しさに飽きてきた人にはピッタリです。

編集なく長まわしされる映像に、圧倒されます。
「この4分間のために1ヶ月用意をして、テストも8回重ねました」
(TJインタビューから)

私は、あまり「ポキポキ」が多いのはいやです。

出演
カーム:トニー・ジャー
マーク巡査:ペットターイ・ウォンカムラオ
プラ:ボンコット・コンマライ
マダム・ローズ:金星 (チン・シン)
ジョニー:ジョニー・グエン
巨人TK:ネイサン・ジョーンズ
カポエイラの使い手:Lateef Crowder

あらすじ
タイ人青年カームは、
ベトナム人ジョニー盗まれた象を追ってシドニーにやってくる。
ジョニーが店長のタイ料理店「トム・ヤム・クン」の背後には
中国人マダム・ローズが率いる悪の密輸組織があった。

トム・ヤム・クン! プレミアム・エディション 


  取り戻したい「愛」がある、取り戻したい「象」がいる。

 



タイのメッセージが込められた映画です。
現在の問題が点在しています。

ストーリーの展開上、悪役が必要です。
献上する大切な象を騙し取った密輸団は、
オーストラリアのチャイニーズマフィアの手下です。
随所に、中国批判の内容があります。
映画解説のほとんどが触れないようにしてます。
海賊版批判もありました。


インタビューから、
「タイトルは、ピンゲーオ監督が付けました。
トム・ヤム・クンは外国人がよく知るタイの食べ物であるし、
辛さと甘さ、すっぱさと塩味という4つの風味が含まれていますから、
この4つの味が映画の中にもあると表現したかったようです」

私は、すっぱさが印象に残ったのでした。
批判がすっぱさという意味であってたらですが。


メモ
○タイ国家象徴:国の動物・・・“チャーン・タイ”(タイ象)(Chang Thai)
(太平洋戦争中に食料として乱獲された)
○歴史
 第二次世界大戦が勃発時、中立宣言を出していたが、
 日泰攻守同盟条約で日本の同盟国タイは参戦。
 しかし、終戦後の外交手腕により敗戦国としての扱いを免れます。
 戦後、近隣諸国の共産主義化に脅かされるが、
 東南アジア条約機構の一翼を担い共産主義化は免れます。
○特色
 伝統的に王室メンバーへ対しての国民の敬意が非常に高い
 タイ族75%、華人14%、国民全体の貧富の差が激しい
 中国系は経済・政治面において大きなリーダーシップを握っている

 

マッハ!!!!!!!!の 「像」 が 「象」 になどと思ってるのは日本人だけ

中華思想(ちゅうかしそう)は、中国(中華)が世界の中心であり、
その文化、思想が最も価値のあるものとし、
漢民族以外の異民族を、「化外の民」として見下す選民思想の一種

俗に「中国人は四足なら机以外、空を飛ぶものなら飛行機以外なんでも食ってしまう」
と言われるように、その食材は多岐多様にわたる。

 マッハ ! プレミアム・エディション



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