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映画「バッシング」 [映画:ドラマ、ファンタジー]

イラクを舞台に起こった日本人人質事件をモデルにした映画です。
その時「自己責任」が流行りました。
身代金に我々の税金を使うなとか大騒ぎ。公務員が裏金作ってるのも知らないで。


上映館が少なくて、結局、映画館では観れなかった。
近所では、京都みなみ会館で昨年9月でした。
DVDがやたら高くて、レンタルで観る。


題材に期待があったのです。

内容は消化不良な気もします。
バッシングそのものの行為が描かれる場面が
少ない事が、私の予想と違った事から
感じているのです。
私の中で消化不良だという意味です。

住所を調べたり、電話をかけたり
勤め先にクレームしたり
掲示板に書き込んだり
”どっかおかしいんちゃう”って事を
平気でできる匿名の悪魔達が
どう描かれるのか、そちらを主に予想してたのです。

どんな生活をしてるやつが、
そんな事するのだろう?
大衆の方向が向いてるのを確認して
その影をバックに正義ズラするような卑怯者の姿を
見たかったのです。
マスコミが扇動してつくった世論なんて、張りぼてなのに、
乗っかる、ちょっと足りない奴が出てくる。

マスコミを、クラスに例えると情報通。
いろんな事をよく知っている。
「あの先生は○○だから△△しないように」
役立つ情報もくれますが、
あいつの態度が気に入らないと、嫌われたら、
「あいつは皆に損害を与えました。自己責任とらせましょう」
バッシング開始です。
1対皆。
ただの卑怯者じゃないの情報通は。
映画と離れた感想になってしまってます。



映画の感想

彼女(主人公)の居場所は、彼女が決めます。
それに何の文句を言えるのだろう。

何故故(なぜゆえ)に、おでんとハンバーガーの存在。
じっくり考えると、作品の意図が見えてくるのかもしれません。

いつか、自分に訪れるかもしれない・・・
その時、自分の存在にどういう答えが出せるんだろうか?


バッシング

バッシング

  • 出版社/メーカー: GPミュージアムソフト
  • 発売日: 2007/01/25
  • メディア: DVD


第24回ファジル国際映画祭では審査員特別賞受賞。
2005 年のカンヌ国際映画祭コンペティション参加作品。
第6回東京フィルメックスグランプリを受賞。
オフィシャルHP 






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