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映画「遠い空の向こうに」 [映画:ドラマ、ファンタジー]

好きな映画は?と聞かれたら、いつも答える1本、
この映画は私のとっておきです。
出し惜しみをしてたのじゃありません。
もう一度観てからにしたかったのです。
四年ぶり3度目、ビデオを引っ張り出してみました。

炭鉱町の高校生ホーマー(ジェイク・ギレンホール)、悪友のロイ・リー(ウィリアム・スコット・リー)とオデル(チャド・リンドバーグ)は、嫌われ者のクエンティン(クリス・オーウェン)を仲間に引き入れてロケット・ボーイズを結成、失敗を繰返して、成功をつかむ話です。

炭鉱の責任者の父ジョン(クリス・クーパー)は、仕事優先、頑固者です。
高校の物理教師のミス・ライリー(ローラ・ダーン)は、はじめから応援してくれます。

青春ドラマで、サクセスストーリーは”大好物”です。
どこがいいね?と聞かれたら、「みんな いいねん」と答えてしまいます。
そんな訳のわからん答えじゃこまりますね。

以下、ネタばれ(ラストシーン)あります。

ホーマー・H・ヒッカム・Jr.の自伝小説『ロケット・ボーイズ』の映画化です。
人生の転機は、予想外に現れます。
だだ、それを見つける事が出来る人、出来ない人がいます。
見つけても、進める人、進めない人がいます。
反対もあります。障害もあります。
父と子の確執だったり、経済的な問題もです。
彼は、自らの意思と、努力で成功をつかみます。
でも、成功した彼は知っています。ひとりじゃ出来なかったと。

夢を信じてくれた人(応援してくれた人)、友人
バイコフスキーさん、ボールデンさん、ライリー先生
母さん、そして、父さんに、打ち上げ時に礼を言います。
まだ、奨学金を得るための研究が、成果を出した段階ですが、
宇宙への夢に、踏み出せたのは間違いありません。

応援してくれた人に、ささげる作品です。
だから、感動したのだ、と私は思います。
素直な気持ちで観てほしい作品です。



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