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もう一度観たい映画「es[エス]」 [映画:アクション、SF、サスペンス]

es[エス]

あらすじ
大学の心理学部で実験が試みられ、新聞広告で集められた人が、被験者となります。
”看守役”と”囚人役”に分けられた被験者は模擬刑務所に収容されます。
2週間、設定されたルールのなか、それぞれの役を演じるのです。
その中に、この実験をレポートして、記者として復活しようとするかつて新聞記者で現在タクシーの運転手をしている主人公タレクが、参加します。
囚人役は、番号で呼ばれ、看守役に敬語を使い、指示に従わなくてはならないのです。ルールを犯した、囚人は罰を与えられるます。ここのルールです。
安易な感じで、実験に参加していた人たちが、次第に対立し、
自分を無くしていきます。やがて、実験は中止に追い込まれます。(あらすじ終)

2001年モントリオール国際映画祭にて最優秀監督賞を受賞作品です。

実際の実験をもとにした映画だそうです。
実に怖い映画です。サウペンスが?サイコが?いいえ、現実だからです。
環境で、人は、人でなくなることができるのです。
戦時下の中という特殊な環境下では、現実におこっていることです。
映画は刑務所の環境での出来事で、現在の生活環境ではありません。
でも、”管理職役”や”先生役”、”父親役”や”母親役”、”恋人役”を演じてるなと、思った事はありませんか?。ホントの自分と違う役をやってませんか?。
ある場所では、リーダーで、違う場所では服従者だったり、反抗者になったり。
求められた役なのか、状況がそうさせているのか。
自分だけは、いつも同じと言い切れるでしょうか。

 

es[エス] 



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