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阿闍梨餅と金平糖 [店]

京都 鞠小路通りの2つの店

先日、京都の友人宅へ行った時のことです。
切らしたタバコを買いに、近くの店まで行った時、
見覚えのない大きな店舗らしき建物が目に入りました。
以前、此処に何があったかは、記憶にはありませんでしたが、看板で、
それが向かい(新しい建物の)にあった「満月」が大きくなった事と解りました。
振り返ると、元の場所にも残っていましたが、こちらは工場(工房)のようでした。

  新

「阿闍梨餅(あじゃりもち)」は、確かにおいしいし、東京在住時は、帰省したとき、
ここ本店か、京都駅で買って、いつも土産にしてました。
でも、大きな店舗を構えるほど人気があったなんて、という驚きが、
新店舗を見たときの最初の思いでした。
駐車場もあり、きっと、遠くからわざわざ買いに来る人がいるんだと想像できました。
昔のこじんまりした店舗を回顧しながら、しばらく、外から眺めていました。
新しい店舗に入って、買って行こうという気は起こりませんでした。

私が知らなかっただけで、阿闍梨餅の難しい漢字の名称も多くの人が知っていて、
遥か前から全国区になっていました。

京都吟味百撰   http://kyo-hyakusen.com/index.html  に選定されています。 

店の前の道を”鞠小路(まりこうじ)通り”といいます。
この通りは、今出川通りから南行きの一方通行になります。
京都へ車で行くことの多い最近は、通る機会がなくなりました。
鞠小路通りを少し下がる(南へ行く)と、「緑寿庵清水」があります。




ここが全国的に有名な”金平糖”の店なのは私も知っています。
写真で見る限り、昔とあまり変わってないように思います。
知られるようになってから、一度か二度、店内に入った記憶があるのですが、
印象として残ってるのが、「こんなちょっとしか入ってない」なのです。
それはTV番組で見た記憶と、コンガラガッタ記憶なのかもしれません。
食べた記憶はもっと昔にさかのぼることになります。高価な贈答品になる前です。

両方の店は200mぐらいの距離だと思います。
実家から清水さんの店(緑寿庵)も200mぐらいの距離です。
どちらも地元の店です。普段の生活の中にあった風景でした。

 時代と共に変わっていくお店に、戸惑いを受けているのは、
懐かしさを求めてる、勝手な自分の思いのせいなのかもしれません。

 



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